そのキャットフードは大丈夫?特に危険な原材料を徹底調査!
猫が毎日食べるキャットフードは、健康維持はもちろんのこと、安全に配慮されたものを使用したいと考えている飼い主さんも多くいらっしゃるのではないでしょうか。
街のペットショップやホームセンターには、安価なものから高級なものまで迷ってしまうほど多くの種類が販売されています。
その内容はご存じのように、ブランド、値段、猫種、年齢など、それぞれ猫の特徴に合ったものも販売されています。
キャットフードの中には、実は猫の身体に負担となってしまう原材料が使用されているものも存在します。
テレビや雑誌などで紹介されている有名なブランドのキャットフードだからといって、その原材料が全て安全で安心なものだとは限らないのが現状です。
猫に健康でできるだけ長生きしてもらうためには、なるべく危険なものは避け、やはり猫の健康を考えたキャットフードを選んであげたいものです。
また、猫は人間と違う身体の性質を持っているため、飼い主さんはそれを理解し知識を深める必要もあります。
では私たち飼い主は、これらの多くのキャットフードをどのような基準で選んだらよいのでしょうか。
ここでは、どのような原材料を使用しているキャットフードが猫の身体に負担がかかり危険であるのかをご紹介します。
穀物などの過剰摂取には気をつけて!猫のアレルギーの原因に!
穀物類
多くのキャットフードには、原材料を安く仕入れ、かさ増しし、できるだけ安く販売するために、原材料にとうもろこしや小麦などの穀物類を使用しているものが多くあります。
しかしこの穀物類は、人間と違って猫には消化しにくく身体に負担がかかってしまいます。
このような穀物類が多いキャットフードを与え続けていると、消化不良で下痢になってしまったり、アレルギーを引き起こしてしまう危険性が指摘されています。
しかし獣医師などの専門家の中には、原材料の35%までなら影響は考えにくいという意見もあります。
元々腎臓病などの病気にかかりやすく、高齢猫の死因の上位にもなっている腎不全を予防するためにも、原材料に多くの穀物類を使用していないキャットフードを選んであげると良いようです。
人工保存料
多くのキャットフードには、品質をなるべく長期間維持するために酸化防止剤などの人工保存料が使用されています。
人工保存料によっては、猫の現代病とも言われている肥満、皮膚病、アレルギーの原因にもなり得ると指摘されています。
パーケージの原材料に記載があるのですが、BHA、BHT、ミックストコフェロールなどが酸化防止剤となっています。
この中でも特に注意が必要なのがBTHで、ガソリンや殺虫剤などにも使用されている保存料なので、もちろん人間の食品には使用されることはありません。
まとめ
ここでご紹介した猫の身体に負担がかかり危険な原材料は一部ですが、他にもキャットフードをおいしそうに見せてくれる人工着色料など、発がん性が疑われているものもあります。
猫の食いつきが良いキャットフードにも魅力を感じますが、猫の健康を本気で考えてあげるのなら、安全で安心な原材料を使用したキャットフードを選んであげたいものです。